東部ビサヤ地方
東部ビサヤ地方は、歴史・文化・自然の驚異が息づく地域です。1521年、マゼラン=エルカノ探検隊がホモンホン島に上陸し、フィリピンの世界史への関わりが始まりました。南レイテのリマサワ島では、フィリピン初のイースターのミサが行われ、キリスト教が伝えられました。第二次世界大戦中のレイテ湾上陸作戦は、パロのマッカーサー上陸記念公園にて記憶されています。バセイのバニグ織りやカリガラのナイフ作りなどの工芸、タマロスやモロン、ビナゴルといった料理、レイテ・カサドヤアン・フェスティバルなどの祭りが、文化の豊かさを物語ります。サマールのソホトン洞窟と天然橋、ソゴド湾の海洋生物多様性、オルモックのダナオ湖、サンファニーコ橋やアガス・アガス橋といった名所も見逃せません。歴史と絶景の両方を楽しめるこの地は、独自の魅力と深い遺産で旅人を迎えてくれます。