オルモック市近郊、標高700メートルの山中にあるこの湖は、バイオリンの形をしており、アマンダウィン山脈に位置しています。

ブルアウエンなど周辺の町を潤す多くの川や渓流の水源地であり、「レイテの泉の都」として知られています。

ソゴド湾には20以上の海洋スポットと、世界のサンゴの約350種が存在しており、「フィリピンの新星」として注目されるダイビングエリアです。

この地域には国内最大の低地林が広がり、約50万ヘクタールに及ぶ生物多様性の宝庫です。215種以上の鳥類が生息しており、その半数以上が固有種です。

オルモック特産のパイナップルは、世界一甘いと評されるほどで、小ぶりながらシャキッとした歯応えと芳醇な香りが魅力です。

ビナグルは、黒糖とタロイモを使ったライスケーキをココナッツの殻に詰めた、東部ビサヤ地方の名物スイーツです。

レイテ州バルゴで名高い伝統のココナッツワイン「トゥバ」は、祝祭の場を華やかに彩る飲み物。地域の魂を感じさせる一杯です。

昔ながらのレシピが今も息づくサマールの郷土料理を巡るグルメツアーへ。代々伝わる味が旅の思い出に彩りを添えます。

オルモックでは毎年6月末に豊かなパイナップルの収穫と守護聖人ペテロとパウロを祝う祭りが開催され、パレードや踊り、ミスコンテストが行われます。

「マナラガット(海の民)」祭りは、マケダ湾とサマール海の豊かさを守ってきた守護聖人サン・バルトロメ・アポストールを讃えるもので、宗教行事から文化祭へと発展しました。