2025年大阪万博のフィリピン館:予定より早く、準備万端

2025年大阪万博のフィリピンパビリオンの建設は予定より早く進んでおり、国としての卓越性とイノベーションに対する姿勢を表しています。現在、建設は86%完成しており、2024年12月末までに98%完成する見込みです。外装や展示品の設置を含む最終仕上げは2025年3月末までに完成させ、4月のオープンに備えます。2024年12月24日に竣工検査を予定しており、建設における大きな節目のひとつとなります。

フィリピンの職人たちが、モジュール式の籐(トウ)のパネルで作り上げた外装は、サステナブルなデザインと細部までこだわった職人技を披露しています。素材の精密な品質検査により、耐久性とデザイン性を両立させ、ストーリー性のあるインタラクティブな織物やAI機能の搭載による、フィリピンの18の地域を巡る魅力的な旅を体験できます。また、来館者は地方の伝統舞踊などの活気あふれるパフォーマンスも楽しめ、同国の文化の多様性をより深く理解することができます。

グローバルな意義と来場者の体験
フィリピンパビリオンは、国内外すべての来場者に、伝統とイノベーションのシームレスな融合を提供します。 テーマである「自然、文化、共同体:よりよい未来をともに織りなす」は、持続可能な開発と創造性に対するフィリピンの取り組みを強調し、フィリピンが伝統と現代性の2つの要素を兼ね備えていることを象徴します。

またフィリピンパビリオンは、フィリピン人の創造性を称え、世界中から訪れた来場者に観光や投資の機会を探求してもらうことを目的としています。伝統工芸品、環境に配慮した取り組みや、科学技術の進歩に焦点を当てることで、フィリピンを先進的でダイナミックな目的地として紹介します。

観光大臣でありフィリピンパビリオン総責任者のクリスティーナ・ガルシア・フラスコ氏は、大阪万博の準備に積極的に関わってきました。先日、フラスコ大臣は、フィリピンパビリオンのインタラクティブなデザインに欠かせない織布の視察をセブで行いました。この織布は、フィリピン人の優れた技術をアピールすると同時に、フィリピンパビリオンの内装の美的・機能的なニーズにも応えています。

「フィリピンパビリオンは、フィリピン人の比類なき創造性と復活力を表すものです」とフラスコ大臣は述べました。「その革新的なデザインと没入型の体験を通して、2025年大阪万博を訪れる何百万人もの来場者に、フィリピンの魅力、文化、そして創造性を実感していただきたいです」。

サステナビリティと遺産
フィリピンは、温室効果ガスの排出量が最も少ない国の一つですが、気候変動対策には大きな負担を強いられています。 壊滅的な台風や海面上昇など、自然災害による被害を最も受けやすい国の一つであるフィリピンは、被害を受け続ける脆弱な国の一例となっています。

2025年大阪万博のフィリピンパビリオンは、サステナビリティと回復力に対する取り組みを体現したものです。廃棄物や環境への悪影響を最小限に抑えることを重視して設計されたこのパビリオンでは、すべての材料が再利用できるようになっています。この試みは、気候変動がもたらす課題への継続的な取り組みを証明するものであり、環境意識の向上を促進するためにイノベーションと創造性を用いることにより、同国の豊かな文化遺産に焦点を当てます。パビリオンのサステナブルなデザインは、地域および世界にポジティブな影響をもたらし続けるといったフィリピンの取り組みを象徴しています。

万博終了後、パビリオンの部材はフィリピン国立博物館に移送され、文化と環境の永続的な保全への貢献に活用します。この取り組みは、世界規模での協力と地球環境の保全に対する同国の意志を強調するものであり、気候変動の緩和と持続可能な未来の推進に向けた世界的な取り組みと一致しています。気候変動の課題に対する解決策として持続可能なイノベーションの重要性を強調し、文化の誇りと環境への意識の調和を表しています。

2025年大阪万博のフィリピンパビリオンに関する情報は、フィリピンパビリオン管理事務局[email protected] までお問い合わせいただくか、https://phworldexpo.tpb.gov.phをご覧ください。