大阪-フィリピンは、来年4月13日から10月13日まで大阪・夢洲(ゆめしま)で開催される「2025年日本国際博覧会(大阪万博)」のパビリオンの計画を発表しました。
フィリピンパビリオンでは、フィリピンの創造性と繋がりを表現し、伝統舞踊や工芸品を紹介する、史上初のインタラクティブなライブ・パフォーマンス・ファサードを設置します。また、多様性を称えるため、外壁には212点の手織りの織物が展示されます。それぞれの作品は、各コミュニティの豊かな遺産、伝統、芸術を反映し、ユニークな物語を表現しています。また、このパビリオンは、万博終了後にフィリピンの国立博物館でアップサイクルされる「第二の人生」の計画もあり、その持続可能性が注目されます。
7月24日にザ・ガーデンオリエンタル大阪で開催された国際プレスリリースおよびコンセプト発表会後の記者会見で、フィリピン政府観光推進局(TPB)のマリア・マルガリータ・モンテマヨール・ノグラレス最高執行責任者(COO)は、「これらの特徴はすべて、私たちのデザインチームが愛情を込めて作り上げたものです。私たちのパビリオンの全貌を間もなくご覧いただけるのが待ちきれません」と語りました。
デザインチームを率いる建築家のカルロ・カルマ氏は、期待に満ちた想いを次のように語りました。
「織物の魅力は、何千もの籐のパーツを編み、ねじり、織り上げているところです。フィリピンの手芸品に対する愛情の結晶のようなものです」。
また、観光大臣のクリスティーナ・ガルシア・フラスコ氏は、フィリピン博覧会組織委員会(POC)の委員長も兼任しており、パビリオンの経済性と持続可能性の2点を強調しました。
「貿易、投資、観光の面での利益を期待するのであれば、フィリピン含めすべての国が万博に注力しなければならないことを認識し、フィリピンパビリオンはサステナブルであると同時に経済的であることを目指しています」と彼女は述べました。
フラスコ氏は、パビリオンの観光促進の可能性についても言及しました。
「フィリピンが万博に参加することで、2023年には30万人以上、2025年には50万人を超えると予測される日本人観光客のフィリピン訪問がさらに増えることを期待しています。 もちろん、それはフィリピン経済に数億ドルの収入をもたらすことでしょう」。
駐日フィリピン大使のミレーン・ガルシア・アルバノ氏は、日本とフィリピンの協力関係を称賛しました。
「実現できたのは、日本政府からのお誘いと、私たちの観光省および観光推進局の努力の賜物だと思います」。フィリピン・ジャパン・ジャーナル誌の取材に対し、ガルシア・アルバノ大使は「長い間、多くの話し合いが続いてきましたが、絶え間なく交流が続いていたので、フラスコ氏とノグラレス氏の努力により、ついにパビリオンのコンセプトと実際のモデルを見ることができました」。
「自然、文化、共同体:よりよい未来をともに織りなす」またはシンプルに「Woven(織りなす)」を掲げた600平方メートルのパビリオンで、来館者はフィリピンの創造性、職人技、文化遺産を称える没入型の体験を楽しむことができます。
フィリピンパビリオンの上棟式は7月25日に開催されました。建設は2025年3月までに完成予定です。